▲壁のひび割れ
▲目地がひびだらけ
建物の壁や天井に入るひび。小さなものから大きなものまで症状はさまざま。コンクリート壁やタイルだけでなく、タイルとタイルの間を埋める目地がひびだらけになるケースも。
ひび割れがおきる原因
ポイント
小さなひびでも安心は禁物!隠れた大きなトラブルの予兆かもしれません。工事店に相談し、プロの目で診断してもらうことをおすすめします。早めの対策で建物の劣化を防ぎましょう。
※補修の際には他の製品も必要な場合があります。詳しくはお問い合わせください。
▲天井に白いしみ
▲壁面に白い筋
壁面や天井に水がしみ出たような白い痕が出てくることがあります。これは「エフロレッセンス」と呼ばれる症状です。時にはこのしみ出た水がつららのような白い結晶になることもあります。
エフロレッセンスの原因
ポイント
エフロレッセンス自体が建物に影響を与えることはありません。しかし、エフロレッセンスが発生するのはコンクリートに水がしみ込んだ証拠。しみ込んだ水は鉄筋を錆びさせたり、凍害によるコンクリート欠損などを誘発させます。大切なのは原因となるひび割れと漏水の補修をしっかりすることです。
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▲赤茶色の水が出る
▲水とともにコンクリートが落ちる
コンクリートの一部が欠けて落下したり、落下した穴から赤茶色の水が流れ出ることがあります。この赤茶色は実は内部の鉄筋の「錆」なのです。このように鉄筋が錆びて体積が膨張してコンクリートを押し出してしまう症状を「鉄筋爆裂」と呼びます。
鉄筋爆裂の原因
ポイント
鉄筋が錆ると最大で2.5倍にも大きくなります。壁だけではなく、バルコニーの天井や階段の裏にも発生するので要注意。 そのまま放置すると建物自体の劣化が進むため、現象がみつかったらすぐに爆裂の補修とともに、原因であるひび割れ・漏水の補修が必要です。
※補修の際には他の製品も必要な場合があります。詳しくはお問い合わせください。
▲タイルが落ちている
▲タイルの浮き
新築当時は美しかったタイルの壁。気温の変化によりタイル、モルタル、コンクリートがそれぞれ膨張収縮を繰り返す結果、タイルの一部が剥がれ落ちてしまったり、浮いてきたりすることがあります。
タイルの浮き、落下の原因
ポイント
建物を美しく仕上げるタイル壁。でも剥がれて落下した場合は大きな事故につながる場合も。もし壁の浮きや一部タイルが剥がれた箇所が見つかったら早急に専門工事店に補修を依頼してください。大きな事故になる前に専門工事店による定期的な点検を実施しましょう。
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※補修の際には他の製品も必要な場合があります。詳しくはお問い合わせください。
▲手に白い粉が
▲こちらもべっとりと粉が
壁をさわるとチョークのような白い粉がついたりしたことはありませんか。この粉の正体は塗料で、劣化の症状の一つです。
壁の白い粉の原因
ポイント
手に白い粉がつくようになったら劣化が進んだサイン。塗り替えなどの修繕工事の検討を始めます。一般的に白い粉が目立ち始めるのは5〜6年後、劣化の現象が表にでていなくても内部で劣化が進行している場合もありますので、5〜6年が経過したら一度プロによる診断をおすすめします。
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▲天井が落下
▲天井の剥がれ
壁や天井の一部が膨れてきたり、剥がれてしまうなど、せっかく美しく塗装していたのにまったくその面影がなくなってしまうことがあります。
壁が剥がれる原因
ポイント
塗装の劣化とともに接着力が低下し、塗装が剥がれ始めると、下地のモルタルやコンクリートが丸見えに。こうなると美観を大きく損ねる上、建物の劣化が進む原因になりますので、壁の塗り替えは定期的に行いましょう。
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▲手すり鉄部の錆
▲手すりの塗膜剥離と摩耗
雨や風にさらされることが多い外部の階段や手すりは、錆がとても発生しやすい環境にあります。
錆の原因
ポイント
錆は一箇所で発生すると早々に周囲に錆が広がっていきます。そのまま放置すると原型がわからなくなるほどに。錆を防止し拡散させないためには、定期的な塗り替えによる補修が必要です。
※補修の際には他の製品も必要な場合があります。詳しくはお問い合わせください。